「啓発連協」とは

 

「啓発連協」はどうしてできたのでしょう

「啓発連協」はどうしてできたのでしょう
 
  「啓発連協」とは、「奈良県市町村人権・同和問題啓発活動推進本部連絡協議会」の略称です。よろしくお願いします。
 さて、奈良県は全国の人たちから「水平社発祥の地」「人権のふるさと」と言われているように、長年多くの人たちの努力と情熱、信念により、部落差別撤廃、人権尊重社会の実現をめざして取り組まれてきました。
 しかし、1980年当時、奈良県内では多くの差別事象が惹起していました。にもかかわらず、国は問題解決に向けて消極的姿勢を色濃くしていました。
 こうした状況のなかで、その営みがより実効あるものにするためには教育・運動・啓発、この三分野の役割を鮮明にして、その独自性を具現化することが急務になっていました。
 そして、差別や人権侵害を許さない、まさに人権尊重のまちづくりをめざす社会的雰囲気づくり、世論喚起をすすめる、これこそが行政が担っていくべき「啓発」だとして、個々の市町村では行政総体の決意として「啓発活動推進本部」が立ち上げられていました。
 この役割を一層推し進め、実効あるものにしていくためには、奈良県内各市町村が個々別々に取り組むのではなく、全市町村が一致スクラムを組み、同じ思いをもって取り組む。そのための組織として、1988年奈良県39市町村(結成当時は47市町村)の結集体として誕生したのが「啓発連協」です。
 全市町村がおもいと課題を共有しつつ一つの組織で行政啓発を推進しているのは、奈良県だけなのです。
 この「啓発連協」も2017年は結成から30年目を迎えました。人権にかかわってなお多くの課題がある状況をふまえ、これからもより多くの人たちにさまざまな発信を通し、差別をなくす、人権を大切にする、『人権のまちづくり』実現にむけ、社会的雰囲気、世論高揚をめざしていきます。
 

「啓発連協」30周年総会 結成30周年記念会

「啓発連協」30周年総会 結成30周年記念会
 
 2017年、「啓発連協」は結成30周年を迎えました。
1988年に結成総会を開いた御所市で、第30回総会を開催しました。全市町村本部長、事務局長、職員のみなさん150名ご参加のもと、あらためて結成当時をふり返り、毎月11日は「人権を確かめあう日」を基軸にして、「人権のまちづくり」をめざして「行政啓発」に邁進していくことを誓いあいました。
総会後には、「結成30周年記念会」を開催し、五條市教育長堀内伸起さんに「啓発連協」の役割と今後についてご講演いただきました。
 
30周年をひとつの節目として、毎月11日は「人権を確かめあう日」、「人は等しい」を合い言葉に、がんばっていきます!
 

「啓発連協」はどんな活動をしているのでしょう

「啓発連協」はどんな活動をしているのでしょう
 
  「啓発連協」は結成した翌年(1989年)、毎月11日は「人権を確かめあう日」を提唱し、今一度人権について考え、行動しましょうと呼びかけ、人権高揚をめざしてきました。
 その取り組みは、奈良県や全市町村、各学校・園、団体等々で取り組まれています。また、奈良の毎月11日は「人権を確かめあう日」の取り組みに呼応するように、県外でも「人権を確かめあう日」の活動がなされています。
 「人は等しい」の啓発ポスターをご存知ですか。普段はさほど意識していない方々でも、「そのポスターは見たことある」とお気づきになられると思います。
 毎月11日は「人権を確かめあう日」の取り組みがはじまって以来、県内のいろいろな場所に掲示されているポスターです。まさしくこのポスターが、毎月11日は「人権を確かめあう日」「人は等しい」社会をめざそうと訴えているのです。
 「人は等しい」の啓発ポスターには、シーソーに乗っている人権キャラクターがいます。それが「啓発連協」のオリジナル人権キャラクター「てんいち先生とひかりちゃん」です。
 各市町村で毎月発行されている広報紙に「人権4コマまんが てんいち先生」を掲載しています。毎回テーマを変え、「人権」にかかわる課題をみんなで考えようとのおもいの「人権まんが」です。みなさんも「人権4コマまんが てんいち先生」に注目してくださいね。
 
 
「啓発連協」の年間の大きな事業は 次の7つです。
 
①4.11「人権を確かめあう日」一斉集会
   毎月11日「人権を確かめあう日」の取り組みとして、毎年4月11日県内21会場で「人権を確かめあう日」一斉集会を開催しています。
 2016年度も、第28回毎月11日は「人権を確かめあう日」として、多くの県民ご参加のもと県内21会場で一斉集会を開催しました。
 
②シンポジウム
毎年、インターネット・ケータイ社会の進展の中で生起している問題を「光と影」とし、 シンポジウムを開催しています。
   
③なら・ヒューマンフェスティバル
毎年、奈良県、奈良地方法務局と共催し、開催しています。2016年度は、10月29日(土)に、第22回なら・ヒューマンフェスティバルを河合町 馬見丘陵公園北エリアで開催します。たくさんの皆さんのご参加をおまちしております。詳しくはこちら
 
 
今までのなら・ヒューマンフェスティバルの様子
   
④街頭啓発・車上啓発
   毎年メーデーの奈良公園や、7月「差別をなくす強調月間」開催期間中、街頭啓発を実施しています。
 市町村では毎月11日「人権を確かめあう日」を基軸に車上啓発、広報紙の啓発等々に取り組んでいます。
 
   2011年は、東日本大震災被災者への支援として、街頭募金など義援活動も実施しました。
 
 
⑤隔月定例学習会開催
   隔月でさまざまな方々に差別と人権にかかわる今日的課題について提起いただくために学習会を開催しています。
 
   
⑥人権4コマまんが
 「人権4コマまんが てんいち先生」を作成し、毎月、市町村の広報紙に掲載してもらっています。
 「人権4コマまんが てんいち先生」では、てんいち先生とひかりちゃんが身近なできごとから人権について共に考え、解決しなくてはならないさまざまな人権問題を提起しています。
 
 
⑦この他にも、各市町村でさまざまな創意工夫をもって行政啓発活動を進めています。
   また、ねがいとおもいを共にする関係機関・団体と連携した各種の活動に参画し、行政啓発の大きな目標である社会的雰囲気、世論高揚をめざしています。
<<奈良県市町村人権・同和問題啓発活動推進本部連絡協議会>> 〒634-0061 奈良県橿原市大久保町302-1 奈良県市町村会館1階 TEL:0744-22-9611 FAX:0744-22-9711