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奈良県市町村人権・同和問題啓発活動推進本部連絡協議会からのお知らせ

人権週間 12月4日~10日

1948年12月10日国連第3回総会で、「世界人権宣言」が採択されました。すべての人が生まれながらに基本的人権をもっていると宣言したのです。
1950年、国連第5回総会で、12月10日を「人権デー」と定めました。
日本では、1949年から12月4日~10日を「人権週間」としています。
 
人権について みんなで 考えてみましょう
 

部落差別解消推進法

2016年12月16日「部落差別の解消の推進に関する法律」(部落差別解消推進法)が、公布、施行されました。
「基本的人権」を保障する憲法の理念にのっとり、部落差別は許されないものであり、部落差別の解消を推進しなくてはならない。
部落差別解消の必要性についてわたしたち一人ひとりが理解を深めて部落差別のない社会の実現をめざさなくてはならないとしています。
わたしたち一人ひとりが自分の問題として考え、行動し、お互いの人権を尊重しあう社会を築きましょう。

 

パンフレット「みんなが自分らしく生きるために」を作りました

2023年6月「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」ができました。
性のあり方は多様でさまざまで、私たち一人ひとりの生き方にかかわることです。
マイノリティであるかどうかにかかわらず、自分らしく生きることは、誰にとっても大切な人権問題です。
これまでの「あたりまえ」「ふつう」をみんなで見直して、誰もが笑顔で暮らせる社会、お互いの人権を尊重しあえる社会を創っていきましょう。

ひとこと

自分を好きになること、自分を大切にすることが・・・

12月となり、2023年もいよいよ残り1ケ月となりました。
さて、1948年12月10日、「世界人権宣言」が採択されました。これを受けて、日本では1949年から毎年12月は4日から10日まで「人権週間」です。
人権、命、平和について強い関心をもって考えなければなりません。今、世界のあちこちで、人の命が簡単に奪われる戦争や紛争が起こっています。75年前に世界大戦の痛烈な反省からつくられた「世界人権宣言」の精神は、どこへ行ってしまったのでしょうか。繰り返される人間の「愚かな行為」に言葉がありません。私たちは、歴史に何を学んできたのでしょうか。
また、今、私たちの身の回りでは、インターネット上の差別書き込みや子ども、女性、障がい者、高齢者などへの虐待、DVやセクハラなどの人権問題がきびしく存在しています。改めて、一人ひとりが大切な命と人権について考えなければなりません。
ある人権活動家は、自分を好きになること、自分を大切にすることが「人権の核」であると考えると話しています。そのことがまわりの人も大切に思い、まわりを幸せにするのだと話しています。
誰もが生まれながらに基本的人権を持っています。だから誰かが人権を侵害されていれば、それは、私やあなたの人権が侵害されているのと同じです。一言でも「それはおかしい」の声を上げることが大切です。沈黙は共犯と同じです。
「啓発連協」は、一人ひとりの声がきっと社会を変えると信じ、命と尊厳を守り、誰ひとりと入り残さないために日々の活動にこれからも鋭意取り組んでいきます。
どうか来年もよろしくお願い致します。
奈良県市町村人権・同和問題
啓発活動推進本部連絡協議会
〒634-0061
奈良県橿原市大久保町302-1
奈良県市町村会館1階
TEL.0744-22-9611
FAX.0744-22-9711

差別や人権侵害を許さない、
人権尊重のまちづくりをめざし
取り組んでいます。

 
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